イメコン誤診について(パーソナルカラー)

パーソナルカラー診断を受けたのに、アドバイス通りにしても「顔色が悪く見える」「皺が目立って老けて見える」といった際は、誤診の可能性がございます。パーソナルカラー診断の誤診の理由、精度の高い診断が受けられるサロン選びのポイントについて、東京・新宿で本来の自分の魅力を発揮するためのカラーコーディネートレッスンが受けられるサロン、『パーソナルスタイリングhanairo』が解説します。

※記事中、SNS公式機能を利用して、参考動画を表示させていただいております。

パーソナルカラー誤診の原因

誤診の原因としては以下2つが多く見られます。

①診断用の光の色が間違っている
②オンライン診断である

①診断用の光の色が間違っている

パーソナルカラーに適した光の色を、わかりやすく例えると、女優ミラーの光の色=一番肌色が自然できれいな状態に見える色です。

百貨店でのイベントや、コスメカウンターやアパレル店内などで受けられる簡易的なパーソナルカラー診断は、パーソナルカラー診断に適した照明を入れていないところもあります。その為、専門のサロンで診断したパーソナルカラーとは診断結果がずれることがあります。

自然光ならOKではない

自然光なら良いと誤解している方がいらっしゃるのですが、 『正午付近の太陽光』及び相当の照明(Ra90以上)が適した光源です。 曇りに太陽光のみでの診断の場合、光が青く寄るのでアナリストが目で調整し診断結果を伝えています(明るさが診断用には足りないので、曇りや雨の場合は、人工光源主体で診断する事の方が多いかと思われます)。
夜に昼光色蛍光灯下での診断や、オンラインで画面上での診断では高い精度の正しい色との関係性を診断することはできません。

光の色が合っていないと正確に見えない

診断用光源の色温度が適正でない場合、イエローベース・ブルーベースが逆の診断になる事が考えられます。当サロンにお越しいただいたお客様から伺ったケースとしては、以下のような例がございます。

診断通りのリップを塗ったのに、顔色が悪く見える

似合うと言われた色の服を着ているが、ほうれい線やしわが目立って老けて見える

こういった場合は、イエローベース(春・秋)の方が、ブルーベース(夏・冬)に誤診されているようです。

具体的には、蛍光灯主体で診断した場合、本来の診断に適した光の色より青い為、光が当たった肌や髪も青みがかって見えます。
その為、本来青みの強い色が苦手な肌色の方でも、肌自体が青みよりに見えている状況の為、似合って見えてしまう場合があり、その状態での診断でパーソナルカラーが決まっているようです。

▼参考例 青い光が極端に強い場合の見え方

色温度の違いによるパーソナルカラーの誤診例

▼光源色を簡易的に確かめる方法

イベントや、店頭での簡易サービスでパーソナルカラー診断を受ける場合、光の色が診断に適したものか確かめたい場合、スマートフォンのカメラ機能にWB(ホワイトバランス)モードがある場合は、簡易的に確認できます。画像のように、晴天モード以外では、補正用の色がかぶさった見え方になるのが、適した光源です。

パーソナルカラー診断に適した光源か確かめる方法
パーソナルカラー診断に適した光源か確かめる方法

②オンライン診断をしている

色は見る機種の画面設定によって変わるため、「写真によるオンライン診断をしている」または「オンライン診断を推奨している流派の対面診断」は、精度が低く、誤診になる可能性があります。

オンライン診断が出来ない理由
『カメラの色表現の違い』

診断を受けたいお客様が写真をご自身で撮ってサロンに送って診断する場合、スマートフォンで撮影される事が多いと思われますが、機種によって色の表現がかなり違います。機種ごとに、色の表現の癖があり、実物の肌や髪の色より、青み寄りに写ったり、黄み寄りに写ったりするため、正確なパーソナルカラー診断に使う事は厳しいものがあります。

▼参考例 スマホ機種ごとの違い

オンライン診断が出来ない理由
『モニターの色表現の違い』

お客様のお写真を、サロン側がモニターを通じて見る際も、問題がございます。
モニターを通じて、正しい色でやり取りするには、画像データのカラープロファイルが同じであることがまず第一です。

カラープロファイルをそろえる重要性

機器ごとに、ある画像を表現する時の色の範囲が違うので、『この範囲を使って色を表現してね』というルールを書いてあるのがカラープロファイルです。これが一致していないと、それぞれの機器で初期設定の色範囲が決まっている為、全く違う色で画像が表示されてしまいます。

具体的には、お客様側は彩度が高い色を表現できる機器(スマートフォン)で確認し、その色で診断してもらえると思っていたら、サロン側の機器(パソコン)が少ない色しか表現しない設定になっていた場合、全く違う色を元に診断されるので、誤診となりやすくなります。

モニターキャリブレーションの必要性

カラープロファイルで、データ上の表示する色の範囲をそろえても、モニター本体の画面が劣化していると、色自体を画面上に表せないことがあります。
そのモニター本体の表示を修正するのが、モニターキャリブレーションです。
当サロンでも、診断資料を作成するPCについては定期的にモニターキャリブレーションをかけています。

▼参考例 キャリブレーションについて

このように、オンライン診断では物理的に正しい色を表示することが困難なため、精度の高いパーソナルカラーを診断することは不可能です。また、対面診断であっても、オンライン診断が出来るという流派のサロンの場合は、光の色に関する決まりが厳格でない為、パーソナルカラー診断の精度が低いことがあります。

誤診を防ぐパーソナルカラー診断選びのポイント

以上から、精度の高い診断が出来るサロンを探される場合は、以下2点をポイントとされる事がおすすめです。

①パーソナルカラー診断に適した光の色の知識がある
②オンライン診断が出来ると言わない

正しいパーソナルカラー診断を受けたいと思われている方の何かご参考になれば幸いです。