2022年6月1日から体調不良でお休みをいただいております。
ご心配おかけし、誠に申し訳ございません。状況のご説明のため、こちらのページを公開させていただきます。


—-2022/10/21 追記—-
似た業種のサロン、及びこういったお仕事を始められる予定の方から、クレーム内容と対応方法についてお問い合わせをいただいております為、詳細を追記させていただきました。
お問い合わせにありました『(当サロンの)利用規約を、これから始める自分のお店の規約作成の参考にしても問題ないか』に関してですが、問題ございません。
ただ、利用規約自体の出来より、
・弁護士事務所に依頼して作成しており、何かあった際に相談できる弁護士がいる
事の方が、サロン運営については有効度が高いと感じます。
利用規約は、当サロンのものを参考に作られても問題ないかと思いますが、同時に、本格的な開業前に相談できる弁護士を探しておくこともお勧めいたたします。

これからお仕事を始める予定の方については、SNS上で集客活動を行うのであれば、一定数、こういったトラブルに合う事は覚悟されていた方がいいかと思います。そうでなければ、全て紹介などによる身元のはっきりしたお客様のみに絞ることです。
サロンによってはHP上に、問題を起こされたお客様の事例について記載している所もありますし、当サロンへご連絡いただいた同業サロンからは、このようなクレームで閉業してしまった件なども伺っています。表に出ていないだけで、こういった行為は、少なくはない業界です。

サロンによって、どこまで潰れずに耐えられるかは違いがあるとは思います。今回のクレームを送られたお客様に関しては、10件以上色々なサロンを受けていたようで、中には、気に入らない診断タイプを出したサロンでは、タイプの出し直しをさせていたこともあったようです。当サロンでしたら、診断の出し直しはお断りいたしますし、その時点で同じようなクレームが送られて同じような結果になってしまったかもしれません。

接客を伴う職種の場合、顧客対応における問題は避けては通れない部分だと思いますので、何も起きないことを想定せず、何か起きても続けられる体制をあらかじめ整えてから、始められるのをお勧めいたします。
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休業の原因について

SNS投稿について利用規約違反があり、以降のご受講を拒否させていただいたお客様から、2022年5月28日~ 5月30日の3日間、長文のクレームメールが10数通続けて届きました。
対応をしているうちに体調を崩してしまったため、店を閉めさせていただきました。

▼メールの時間(2022/10/21 追記 弁護士相談用に作成)
※5/30以降は、弁護士の先生に代わりに返信を作成していただき対応いたしました。

メールの内容について

—-2022/10/21 追記—-
やりとりの一部について、追記させていただきます。

当サロン側の見解お客様側の見解
当サロンで似合うと診断したタイプとは、真逆の特徴の他サロンで診断されたタイプ(当サロンの診断結果を採用するならば、誤診にあたる。このようなシルエット特徴は着膨れされるのでおすすめしない、とご説明させていただいた)を、共通点があるとTwitter上で確認なく複数回公開されていた。考察禁止だなんて聞いていない。
イメコン系のTwitterアカウントはみんなやっている。何が営業妨害で利用規約にあたるというのか。
確認をとらずに、こういった間違った内容を公開する行為は問題があるため、以降のご受講をお断りさせていただきたい。相互フォローしているのだから、ツイート内容についても確認できただろうし、その上で黙認していたはずだろう。
この他サロンは、肖像権侵害にあたる画像を勝手に使用した違法宣伝を行っており、当サロンでは注意喚起のツイートを複数回していた。お客様側もその投稿をご覧になっていたはず。あなたが無断転載について何か言っていたのはおぼろげながら記憶があるが、Twitterは昼休みに流し見する程度。たとえ「いいね!」をつけたとしても、詳しい内容なんか覚えていない。
弁護士事務所に依頼して作成した、当サロンの個人情報保護方針に問題があるとの事で、その点は弁護士に確認する。私は仕事で個人情報保護方針のチェック業務を行っており、必要な内容を把握している。破棄期限が無いのは違法だ。あなたの個人情報の削除について、信用が置けないので、直接会って目の前で削除しろ。その際に、謝罪文を一筆書け。
当サロンが服を買う事を強要したように読み取れる内容について、当サロンでは、見本アイテムのリンクをお送りさせていただく際は、「こちらは、あくまで見本である為、アイテムをそのまま試着されてぴったり合うといった物では無い点ご確認の上、ご覧いただけますと幸いです。」と必ず注意書きを入れている。お客様に送ったメールに関してはこちらに著作権があるため、削除せず保存しているが、その中にも記載がある。アドバイスに沿って購入した10万円以上かけた服をどうするんだ。
客がアドバイスに従って出費もしている点を考えているのか?アドバイスをどう使うかは顧客の自由で顧客が勝手にやっていることと思うのか?
当サロン側が脱ぐよう強要したかのように読み取れる内容について、お客様側から診断精度を上げたいので薄着になりたいからサロン内でトップスを脱いでいいか、とご要望があり、ご要望を聞いて当サロン側が許可した形だった。脱がれないでも診断できる点はお伝えし、メールでその旨をご説明した内容も残っている。あなたのような人間に裸に近い格好を見せたことを後悔している。

※個人情報の削除期限について
弁護士に改めて確認しましたが、個人情報保護法に破棄期限の項目が無い為、保護方針の中に破棄期限は記載なく問題ございません。税法上、7年間お取引先情報を保存する必要があるため、ご登録いただいた個人情報につきましては、7年後に破棄となります。お客様のお写真や作成した顔写真を元にした資料のデータについては、アフターフォローのご回答作成の際にデータを参照させていただくため、保存しておりますが、こちらも同様となります。
お客様側から破棄のご要望がありました場合は、税法上の保管義務がない項目につきましては、速やかに全て削除対応いたします。

対応について

お客様から『対面して、目の前で個人情報を削除するべきだ。』とご要望があったのですが、体調が悪く外出出来ない状態だったため、弁護士に依頼し、メールの返信文案を作成していただく形で返金いたしました。今はメールは来なくなりました。

弁護士の先生が作ってくださった返信文に、『この件について双方他言無用で』とありましたが、

①健康面について、眩暈がとれなくなり、働けない状態になってしまった。
②金銭面について、6月中働ける状態ではなかった為収入が一切無かった。
③上記について、店を潰すかどうかの判断をしなければならない状況である。

があり、被害が大きい為、説明のためにも状況を公開させていただきました。

この事で相手側から訴えられることがあっても、裁判でメールの内容と被害状況について全て証言するので、こちらが全面的に負けることは無いと思います。可能であれば、反対に慰謝料を請求したいと考えております。

※個人情報保護方針に従って相手の個人情報は削除した為、こちらからは訴えて慰謝料を取りたくても、すぐには裁判が起こせない状況です。

対策について

以降、こういった事が起きないよう、新宿警察署に今回と前回(以前にも、お客様からのクレームメールが原因で休業したことがございます。)の件について、まとめてご相談してきました。
当サロンの情報を警察署に登録していただき、次に似たような休業につながるような被害があった場合は、警察署から相手に事情確認をしていただけることになりました。

また、精神病院などでの経験のある公認心理師の先生にオンラインで仕事に関するカウンセリングを受け、こういった場合の受け答え方法を教えていただきました。HP上時の注意書きなどの書き方についてもアドバイスをいただいたので、参考にさせていただきます。

受講拒否させていただいた理由について

当サロン側に確認を取らずに、無断転載画像を多用した違法な宣伝や資料作成を行っているサロンと、当サロンで診断された診断タイプに共通点があるかのようなツイートを考察と称して複数回、投稿されているのが判明したためです。 具体的な理由としては、

①違う診断理論で導き出されたタイプについて、お客様側から共通点があると思われても、双方のサロンから見て、その共通点があると認められるとは限りません。実態とは違うタイプ特徴が伝言ゲームのように広がってしまうこともありえるため、サロンの運営に悪い影響を及ぼす可能性のある行為だと判断しました。

②当サロンでは、SNSでの宣伝活動に使用する画像・お客様にお渡しする資料は、法的に問題の無い形でスタイリストが自作で作成しており、それが料金にも反映されております。無断転載画像を使用して、作成時間も費用も抑えているサロンは、当サロンより経費が掛からないため安い価格設定のところが大半です。そういったサロンと比べられ、「似たようなタイプの診断がもっと安く出来る。」と見た方が思われる可能性があることは、集客活動に悪影響があると判断しました。

お客様側から、「今まで何回もツイートを載せていたし、あなたも見て知ってて認めていたはずだ。今言い出すのはおかしい。」と言われたのですが、当サロンTwitterアカウントでの相互フォロワー数が約500アカウントあり、タイムラインに全て載るわけでは無い為、相互フォローさせていただいているアカウントでも全てのツイートを確認するのは不可能です。また、事前に当サロン側にそういった考察をSNS上で公開されたい旨、確認を取っていていただけたら、お控えいただくようにお伝えできました。

考察ツイートには『混ぜるな危険ですけど』といった言葉が添えてあり、お客様側でも、SNS上でこういった内容を公開されるには問題があるとご認識でらっしゃると判断させていただきました。

以上から、

利用規約の

第5条(禁止事項等)
⑹当サロンのサービスの運営を妨害するおそれのある行為
⑽当サロン、当サロンのサービス提供者、及び本サービスの他のユーザーまたはその他の第三者に不利益,損害,不快感を与える行為

により、以降のご受講をお断りさせていただきました。

これからについて

—-2022/10/21 追記—-
再発防止について、予約前にご覧いただくHPでの記載内容について、有効だと思える施策が作成できるまで時間がかかってしまいましたが、また、お仕事を再開したいと考えております。
一定数こういったお客様がいらっしゃることもある、という前提で、サロンの営業に悪影響が出る事態になった場合は、早めに警察・弁護士に相談する形で対応していきます。また、裁判になるのは覚悟の上で、こういったサロン営業を休まざるを得ない場合は、内容を一部公開する形にさせていただき、抑止につなげることにいたします。