hanairoマイカラーとは?

健康的な顔色の見せ方や、イメージにあった印象作りが出来るようになる、色の選び方と使い方の理論です。東京・新宿のサロン、パーソナルスタイリングhanairoでは、美大で色彩学を学び、大手アパレル企業でのマーケティング担当経験のある講師による、本来の魅力を発揮した、本当にお洒落に見える色使いのレッスンができます。

垢抜けて見える色使いをするには

あの人の色使い素敵、と思われるような配色を作るのに必要なのはセンスではなく、理論を学ぶことです。
何が似合うか分析し、配色ルールを学べば、誰でも着映え配色が作れるようになります。

何が似合うか知るべき3要素

『パーソナルカラー』

『印象色』

③『似合う明暗の差』

上手く色を使うために知るべき配色知識

・調和する色相の組み合わせ方や、アクセントカラーやセパレートカラーの色の調整方法

似合わない色の3つのパターン


配色が上手くいかない場合、次の3つのパターンが見られます。図は、パーソナルカラー秋、hanairo美人タイプが正統派の場合の見本です。


【解説】

パターン①
パーソナルカラー(活き活きと健康的に見せる色)にコートの色があっておらず、顔色が実際より悪く見える。

パターン②
パーソナルカラーにはあっていて顔の色はよく見えるが、色の組み合わせが子供っぽく見え、骨格の印象にあっていない。

パターン③
コートの色はパーソナルカラーと印象色にあっている。だが、黒目と白目、肌と髪の明るさの差があまり無い顔に対して、コートとスカート・靴・バッグの色の差が開きすぎていて、一部の色だけ浮いて見える。

「パーソナルカラー診断を受けたけど、配色が出来ない」「周りからイメージにあっていないと言われる。」という場合は、②③が合っていないことが考えられます。

hanairoでは、それぞれ①に該当する『パーソナルカラー分析』、②に該当する『印象色』、③に該当する『明暗の差』を全て、実際のドレープや分析用アイテムを使用して、知ることが出来ます。
この3つをご自身で理解されれば、いつでもご自身の魅力を発揮する配色が自分で出来るようになります。

パーソナルカラーとは?

▼パーソナルカラー診断事例

人それぞれの髪・肌・眼等の元々持つ色、肌の質感などから分析診断する、身に着けた時に『健康的』に見える色です。
パーソナルカラーを身に着けると、・生き生きして見える ・若く見える ・肌がきれいに見える(くすみ・しわなどの肌悩みも目立たなくなります) 等の効果があり、他者から見た時の第一印象をアップさせることが出来ます。パーソナルカラー診断では、髪・メイク・服・小物に用いると良い色を診断できます。


※以下、一部に肖像権や著作権の権利侵害にならないようSNSの公式埋め込み機能を使用し、有名人の方の画像を見本として掲載させていただいております。あくまで、見え方の見本であり、有名人の方のパーソナルカラー・印象色を特定した情報ではない点、ご確認の上ご覧いただけますと幸いです。※文章内の色彩理論に関する内容は、一部を『トミヤママチコのカラー診断講座2 役に立つパーソナルカラー』『監修 財団法人日本色彩研究所 カラーコーディネーター入門 色彩』を参考文献として記述しております。

パーソナルカラーを診断する4つのポイント

【色の4属性】

色が持つ4属性(①色相・②明度・③彩度・④清濁)を元に、色布を当てながら、診断します。


①色相とは?
色相環で上になる、黄みのある色が血色が良く見える色、下になる青みのある色が肌に透明感を出す色です。
《診断ポイント》血色を良くした方が健康的に見えるか、透明感を出した方が健康的に見えるかを分析します。

▼黄みの色の方が健康的に見える

・黄みの色(自然な血色に見える)

・青みの色(やや青ざめた印象に見える)

▼青みの色の方が健康的に見える

・黄みの色(のぼせた感じに見える)


・青みの色(肌に透明感が出る)


②明度とは?
色の明るさの事で、身に着けた色の性質に人が同化して見える為、明るい色を身に着けると膨張して見え、暗い色を身に着けると収縮して見える現象が起きます。
《診断ポイント》ふっくらした方が健康的に見えるか、ほっそりした方が健康的に見えるかを分析します。

▼暗い色の方が健康的に見える場合の見え方

・明るい色(輪郭が膨張して見えます。)


・暗い色(輪郭が引き締まって見えます。)



▼明るい色の方が健康的に見える場合の見え方

・明るい色(ちょうどいいスタイルに見えます。)


・暗い色(やや痩せすぎに見えます。)

③彩度とは?
色の鮮やかさの事で、高彩度色ほど強く前に出て見え、低彩度色程弱く奥に下がって見えます*。高彩度色を身に着けると、顔のパーツがはっきり強く見え、低彩度色を身に着けると顔のパーツが柔らかく肌になじんで見えます。
《診断ポイント》顔のパーツが強く見える方か、または弱く見えた方がバランスがいいかを分析します。

*例として、美術デッサンでは、手前の物を彩度の高い鉛筆で、奥の物を彩度の低い鉛筆で描きます。

▼高彩度色がバランスが良い場合の見え方

・高彩度色(顔のパーツの強さのバランスがとれている)


・低彩度色(顔のパーツがあいまいに弱く見える)

▼低彩度色がバランスがいい場合の見え方

・高彩度色(顔パーツだけ浮いて見える)

・低彩度色(肌となじんでパーツの強さがちょうど良く見える)

④清濁とは?
色の濁り感の事です。純色(虹のプリズムをそのまま分解した色のような概念上の一番鮮やかな色)に、白か黒を混ぜた色が清色、灰色を混ぜた色を濁色です。清色は身に着けると輪郭をくっきり魅せる効果があり、濁色は輪郭をぼかして見せる効果があります。アンチエイジングが目的でパーソナルカラーを受けられる場合、しわやたるみの見え方に一番作用するのがこの清濁の属性になります。
《診断ポイント》カメラフィルターで明度コントラストを強くした時のように、しわを飛ばした方が若く見えれば清色が、ソフトフォーカスフィルターをかけた時のようにしわをぼかした方が若く見えれば濁色が似合います。

▼清色が若々しく見える場合

・清色(顔パーツ・輪郭のラインがくっきり見え、肌にハリが出て見える。)


・濁色(パーツの輪郭がぼけ、ぼんやりした印象に見える。)

▼濁色が若々しく見える場合

・清色(しわの線がくっきりして見える)

・濁色(しわの輪郭がぼやけ、肌が滑らかに見える。)

4シーズン(季節)分類パーソナルカラーとは?

パーソナルカラー 【春夏・秋・冬】

診断を受けるお客様がご自身のパーソナルカラーのイメージが湧きやすいよう、季節の色に例えてお伝えする、最も一般的なパーソナルカラー分類です。色の4属性への反応を診断した上で分類します。同じ季節でも違う色の幅が似合う方、2つ以上の季節の色が似合う方、といらっしゃいます。基本は4タイプ分類ですが、実際はお一人お一人に合わせたパーソナルカラーの幅を診断できる分類です。

・春の色の例(イエローベース、高~中明度、純色を含む高~中彩度、清色)

・夏の色の例(ブルーベース、高~中明度、中~低彩度、濁色、清色)

・秋の色の例(イエローベース、中~低明度、中~低彩度、濁色、暗清色)

・冬の色の例(ブルーベース、低明度と高明度、低彩度と高彩度、清色、暗清色)

印象色とは?

洋服屋の店員さんや、周りの人から「イメージに合う」といわれる色です。
アウターなど、大きい面積に使う事で、骨格に似合う色の印象を取り入れることが出来ます。
印象色は、パーソナルカラーと一致しない場合は、顔から離した部分に使うのがおすすめです。

パーソナルカラーと印象色の使う場所の違い

パーソナルカラー
印象色


印象色はどう決まる?

hanairo美人タイプごとの似合う服によく使われている色の傾向から定義しています。

該当する美人タイプの服の中で、さらに似合う服に多い色が、印象色になります。

※同じ美人タイプ向けに分類していてもブランドごとに似合う服に微妙な差があります為、代表的な色を載せています。お似合いになるブランドによっては、レッスン時にここに掲載の色以外を印象色としてご案内させていただく場合、またはその逆もございます。レッスンを受けてくださったお客様には、資料としてお渡しする印象色の分析シートが一番精度の高い、お似合いの色となります。

【声の高低による印象色】

声の高低も場合によっては、印象色の明暗に作用します。色の心理効果の一つとして、明るい色は「軽く」、暗い色は「重く」感じることが知られています。「重低音」という言葉があるように、音にも「重さ」もしくは「軽さ」を感じる響きがあります。hanairo独自の印象色の分析メソッドでは、音の重さと、色の心理効果としての重さを結び付け印象に合う色を導き出します。

特に男性は黒や濃紺などの暗めのお色が好きな方が多くいらっしゃいますが、声が高めの場合は、暗い色の服で「クール」「硬派」な印象を強調するよりも明るめの色の服で、「優しさ」「さわやかさ」を押し出した方が好印象を作りやすいことがございます。

声の高低色相明度彩度清濁色サンプル
声が高い高明度
声が低い低明度

似合う色の明暗差

コーディネートの中に使う色同士の明暗差、特にトップスとボトムスの色の差のつけ方が着映えされるには重要です。顔周りにある色の対比と、服の色の対比の強さを合わせると、顔も服もバランスが取れたコーディネートにすることが出来ます。

以下の見本では、両方ともトップスはパーソナルカラーのお色ですが、左の上下の明暗差が強い方がお顔と服の色のバランスがとれています。

コントラスト診断シートの見本

イエローベース・ブルーベース用の診断結果シートどちらかを、診断当日にお渡しいたします。

色の組み合わせ方のコツ

似合う色の条件が分かった後で、色と色を実際に組み合わせた時に必要になるのが配色の知識です。hanairoでは、カラー分析を含む診断を受けてくださった方には、お似合いになる配色ポイントが分かるフルカラーの図が載った資料をお送りしております。

代表的な配色ルール

類似色相配色と、補色色相配色

・類似色相配色
上下の色の色相を、色相環で近くの位置にある色(同系色)にすると落ち着いた印象の配色が作れます。

・補色色相配色
反対の位置にある色(補色)に近くすると、メリハリのある配色が作れます。

アクセントカラー

全体の5%~10%にあたる面積に、他の色の反対の属性(色相/明度/彩度)を持った色を入れると、
印象が引き締まり、着映えするカラーコーディネートが組めます。
アパレルの店頭展示用のマネキンや、ブランドサイトのイメージコーデは、この配色が使われていることが多くあります。

ご自身でより深く似合う配色について知りたい方は、以下の記事に記載がございます。

▼配色についてのblog記事



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